新規開拓。

マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

読書の秋だし、名前はよく聞くけど読んだことないなぁ…ってことで買ってみました。


テープで窓やドアに目張りをしてある、いわゆる密室状態の部屋から他殺とおぼしき死体が発見されるが、彼は遺書を残していた。そして彼とトラブルを起こした人物が他殺体で発見される。果たして−


ということで。
明かされた密室トリックにはちょっと笑ってしまったんですが*1、面白かったです。引き込まれる感じで読めました。
ラストが後味悪いなぁ…ともちょっと思いましたが。「人間の悪意」についてちょっと考えさせられるというか。うん。


シリーズものらしいので、探して最初から読んでみようかな〜。

*1:とんでもトリックな推理小説のネタをふっと思い出したので。当然質はこっちの方が断然上ですよ!